生活を支えるために、「お金をどうやって減らさずに、増やしていけるか」は重要なテーマです。
貯金だけでは増えない時代。では、お金をどこに置いておけば良いのか?
この記事では、私が考える代表的な「お金の置き場所」=投資先についての考えと、今後の方針について、初心者の方にもわかりやすくまとめてみました。
現金(普通預金など)
現金は、銀行に預けておけば基本的に減ることはありません。いわば“安心の場所”です。
ただ、将来的に金利は上昇する見込みであるものの、今の日本では、利息がほとんどつかないため、長い目で見ると「インフレ(物価の上昇)」によって、実質的な価値は下がってしまうこともあります。
一方で、元本保証があるため、「将来必ず使う予定のお金」や「いざというときの備え」としての資産は現金で保有することが望ましいです。
金(ゴールド)
金は、昔から「価値のあるもの」として人々に信頼されてきた資産です。装飾品や工業用としての需要があり、地球上にある量も限られているため、将来的に値上がりする可能性はあります。
ただし、金は持っているだけでは利息や配当などが出ません。つまり「お金を生み出す資産」ではないんです。
短期的に売ったり買ったりして利益を出すには、タイミングを読む力や知識が必要なので、私は今のところ保有していません。ですが、きちんとしたルールを自分の中で持てるようになれば、投資対象として検討したいと思っています。
仮想通貨(ビットコインなど)
仮想通貨も、近年話題になっている新しいタイプの資産です。将来的には、世界共通のお金として使われる可能性もありますし、こちらも発行枚数に上限があるため、供給と需要のバランス次第では価格が上がることもあります。
ただし、値動きがとても激しく、短期間で大きく上がったり下がったりするのが特徴です。また、金と同じく、持っているだけでは資産価値は増えません。
私はまだ自分なりの判断基準を持てていないので、今はあえて投資していません。こちらも、将来ルールが確立できれば、少しずつ挑戦したいと考えています。
債券(国債や社債など)
債券とは、ざっくり言えば「国や企業にお金を貸して、その代わりに利息をもらう」ようなものです。銀行の定期預金より少し利回りが良くて、比較的リスクも低めです。
また、定期的に受け取れる利息(インカムゲイン)を再投資すれば、時間とともに資産を増やす“複利効果”も期待できます。
ただし、株のように値上がり益(キャピタルゲイン)はあまり期待できないため、「安定した収入源」として私は保有しています。
また、短期的に売ったり買ったりして利益を出すには、タイミングを読む力や知識が必要なので、注意が必要です。
株(上場企業の株式)
株は、企業に出資する代わりにその企業の成長の恩恵を受けられる投資です。
・企業の利益に応じて「配当金」がもらえる
・会社の価値が上がれば「株価」も上がる
この2つの収益が見込めるため、私はもっとも重視している投資先です。特に配当金を再投資すれば、長期的には資産が増えていく“複利の力”が働きます。
もちろん、株価が下がるリスクもありますが、しっかりと情報を調べて「インデックスに連動したファンド」「長く応援できる企業」を選び、長期運用を前提とすれば、着実な資産形成につながると考えています。
なお、短期的に売ったり買ったりして利益を出すには、タイミングを読む力や知識が必要なので、注意が必要です。
今後の投資方針
私は、「現金・債券・株」を中心に、バランスよく資産を分けて持っています。いわゆる「ポートフォリオ分散」です。
金や仮想通貨にも将来性は感じていますが、まだ自分の中で明確な判断基準(マイルール)ができていないので、現時点では保有していません。
ただ、世の中の流れや価格の動きなどを注視しながら、今後投資先として加える可能性は十分にあると考えています。
最後に:初心者の方へのメッセージ
投資というと、「難しい」「怖い」と感じる方も多いかもしれません。ですが、仕組みを知れば、誰でも少しずつ学びながら取り組むことができます。
私も、試行錯誤しながら自分なりの考え方やルールを築いてきました。焦らず、自分に合った方法で、まずは「お金の置き場所」を見直すことから始めてみるのがおすすめです。
あなたのお金が、少しずつでも将来の安心につながることを願っています。