投資をしていると、「あれ?設定まちがえちゃったかも…」なんてこと、ありませんか?
私はあります。何度も(笑)。
NISA口座で投資信託を買ったときの「分配金の受け取り方法」。
再投資型にしたつもりが受取型になっていたり、逆だったり…。
「しまった!」と思っても、NISA口座ではあとから変更できなかったんですよね。
でもついに!
楽天証券が2025年6月22日から、新サービスをスタートします!
なんと、NISA口座でも分配金の受け取り方法を変更できるようになるんです!
これは、うれしいニュースですね♪
「分配金の再投資」と「受取」、あなたはどっち派?
投資信託では、ファンドから利益の一部として「分配金」が出ることがあります。
これをどうするか、2つの選択肢があるのをご存じですか?
- 再投資型:分配金を使って自動的に同じファンドを買い増しする方法
- 受取型:分配金をそのまま現金で受け取る方法
ファンドを買うときに、自分で選ぶことになります。
特定口座なら、あとから「やっぱり受け取りたい」なんて変更ができたのですが、NISA口座では一度設定すると変更できませんでした。
これが、地味にストレスだったんですよね…。
変更できなかったNISA口座、ついに改善!
そんな悩みを解消してくれるのが、今回の楽天証券の新サービス。
2025年6月22日(日)から、NISA口座でも保有中の投資信託について「分配金の受け取り方法」をあとから変更できるようになります!
これまでは、設定ミスしたらそのまま保有し続ける(または解約)しかなかったので、この改善はとてもありがたいです。
「間違えたらどうしよう…」という不安がグッと減りますし、ライフスタイルの変化に合わせて受け取り方を見直せるのも助かりますね。
ちょっと注意!「分配金の再投資」もNISA枠を使います
ここで一つ気をつけたいポイントも。
新NISAでは、非課税で投資できる年間の投資枠が決まっています。
- つみたて投資枠:年間120万円
- 成長投資枠:年間240万円
この枠内でやりくりしている人にとって、見落としがちなのが、分配金の再投資も「新たな買付」とみなされて、NISA枠を消費してしまうこと。
たとえば、年間240万円ぴったり投資していた場合でも、分配金の再投資で1万円分買い増しされると、そのぶんは枠オーバーになります。
つまり、「再投資型」にしていると、自分の思っている以上にNISA枠を使っているかもしれないということです。
だからこそ、「あとから変更できる」はうれしい!
たとえば…
- 年間枠をうまく使い切りたい人
- 購入時に設定を間違ってしまった人
- ライフプランの変化に合わせて方針を変えたい人
こうしたニーズにピッタリなのが、今回の「分配金の受け取り方法を変更できる」サービスです。
間違えても安心、柔軟に設定できる。
まさに「かゆいところに手が届く」サービスですね。
まとめ:楽天証券、こういうところが好きです
投資の設定って、ちょっとしたことでも後悔につながることがあります。
でも楽天証券の今回の対応は、NISAの使いやすさを一歩前進させてくれる改善だと思います。
再投資か受取か。
どちらが正解というわけではなく、大切なのは「自分で選べること」。
これからも期待しています。