今回は、人気ラーメンチェーン「一風堂」を展開する【3561 力の源ホールディングス】から届いた株主優待のご紹介です。
日常使いしやすいお食事券の優待の銘柄で、優待利回りが魅力的です。
「ラーメン好き」「優待を楽しみたい」──そんな方の参考になれば嬉しいです。
一風堂で使える!力の源HDの株主優待内容とは?
力の源HDの株主優待は、一風堂などの店舗で利用できるお食事優待券。
また、ECサイトでのクーポンや寄付への変更も可能で、使い勝手もかなり柔軟です。
✅ 優待の基本内容(年2回)
力の源HDでは、100株以上を保有する株主に対して、年2回の食事優待券を贈呈しています。保有株数と保有年数に応じて優待内容が拡充されており、以下の内容で年に2回ゲットできます。
保有株数 | 1年未満の保有 | 1年以上の継続保有 |
---|---|---|
100株以上500株未満 | 2,000円相当 | 4,000円相当 |
500株以上1,000株未満 | 8,000円相当 | 10,000円相当 |
1,000株以上3,000株未満 | 10,000円相当 | 15,000円相当 |
3,000株以上 | 15,000円相当 | 20,000円相当 |
これらの食事券は全国の店舗(「一風堂」「IPPUDO RAMEN EXPRESS」「名島亭」「因幡うどん」など)で使用可能。ファンにとってはたまらない内容です。
100株以上保有の場合、1年以上保有で年間8,000円分相当になります。
しかも、1,000円単位で利用でき、利用枚数の制限なし・クーポン併用可と、実用性もバッチリ。なお釣銭の取り扱いはなしです。
株価と配当情報(2025年7月19日時点)
- 株価:1,380円
- 年間配当:20円(予想)
- 予想配当利回り:約1.44%
加えて、株主優待の利回りを加味すると――
- 総合利回り(100株保有・1年未満):約4.34%
- 総合利回り(100株保有・1年以上):約7.24%
優待好きの方には魅力的な数字ですよね。

業績はどうなの?力の源HDの直近と今後の見通し
📊 2025年3月期 実績
- 売上高:前年比+7.5%(コロナ前比+17.4%)
- 営業利益:前年比▲14.8%
国内は安定、ただし海外店舗のインフレや景気減速などが減益要因に。
📈 2026年3月期 見込み
- 売上高:372.9億円(前年比+9.1%)
- 営業利益:31.7億円(前年比+12.7%)
国内では新規出店+効率化、インバウンド需要の取り込み
海外は不採算店舗の整理を進めつつ、25店舗の新規出店も予定
【中長期ビジョン】2028年に向けた成長シナリオ
力の源HDは、2028年に売上500億・営業利益50億超を目指す中長期ビジョンを掲げています。
主な成長戦略は以下のとおり:
✅ 国内店舗
- 毎年7~8店舗の純増
- 地方都市+ロードサイドへの出店強化
- DX推進によるコスト最適化
✅ 海外店舗
- 毎年20~30店舗の純増
- コストのかかるセントラルキッチン導入の初期フェーズ終了、店舗拡大で収益性向上
- 新規国出店は並行進行
✅ 商品販売
- 一風堂商品の国内、海外輸出の拡大
- 自販機型販売(Yo-kai Express等)など新チャネルも展開
特に注目は海外店舗の進捗が鍵になりそうです。
ここが計画通りに進むかどうかで、中長期の業績に大きな影響がありそうですね。
まとめ:株主優待と成長性の“合わせ技”が魅力
ラーメン好きとしても、株主としても魅力的な【3561 力の源HD】。
- 一風堂で使える実用的な優待
- 総合利回りは最大7%超
- 中長期ビジョンの確実な実行に期待
もちろん、海外展開や景気動向によってはリスクもありますが、
「日本食」という日常に根ざしたビジネスの海外展開、期待しています。
そして、株主優待が継続してくれれば、かなり魅力的な投資先であることは間違いありません。
最後に:生活に“潤い”をくれる優待銘柄
優待券を握りしめて、子どもと一緒に一風堂へ。
おいしいラーメンに舌鼓を打ちつつ、「同じ味を海外でも展開しているんだな」と思うと、なんだか嬉しくなります。
投資って、ただ数字を追うだけじゃないですね。
日常のちょっとした楽しみや、心の豊かさにつながるのが、優待株の面白さだと改めて感じました。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。