先日ご紹介した、日経平均株価のオーバーナイト・リターン(前日終値から翌日寄り付きまでの値動き)分析の記事では、月曜日が祝日の場合、金曜終値から火曜初値は平均で+0.40%上昇することが分かりました。
👉火曜朝だけで年率12%越え!?前回検証の“オーバーナイト・リターン”をさらに深堀りした
来週月曜日(9/15)は祝日なので、火曜日(9/16)の寄り付き予想をしてみます。
まずは前提:2025/9/12(金)の終値
本日、2025年9月12日(金)の日経平均終値は 44,768円 でした。
そして来週、9月15日(月)は敬老の日で祝日。
つまり、今回は「金曜引け → 祝日をはさんで火曜寄り付き」という、過去の検証で最も上昇率が高かったパターンに当たります。
データから見た「祝日明け火曜」の強さ
前回の記事でも紹介しましたが、2020年以降のデータをもとに曜日ごとに検証した結果は以下のとおり。
- 金曜終値 → 月曜寄り付き:+0.0196%
- 月曜終値 → 火曜寄り付き:+0.2650%
- 火曜終値 → 水曜寄り付き:-0.0205%
- 水曜終値 → 木曜寄り付き:+0.0171%
- 木曜終値 → 金曜寄り付き:-0.0198%
特に月曜→火曜が +0.2650% と突出しており、ほかの曜日の数倍の強さがあります。
さらに掘り下げて「月曜が祝日の場合」だけを抽出すると、上昇率は驚きの +0.401312%(サンプル数27)。
つまり、今回のような3連休明け火曜は、過去データ上もっとも強い上昇パターンなのです。
今回の予測:44,768円 × 1.00401312 ≒ 44,947円!?
というわけで、単純に過去の平均値をかけてみると…
予想寄り付き:44,947円
となり、いきなり最高値更新となります。
もちろん、これはあくまで「過去データ通り動いた場合」のシミュレーション。
実際には週末の海外市場や為替、経済指標、地政学ニュースなどで上下します。
さて、今回は、どのような結果となるでしょうか。
来週火曜の寄り付きが楽しみです。
日経平均の過去データの検証結果はこちらです。
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