【2026年2月】MSCIオールカントリー採用銘柄を再予想|2月10日時点データで見えてきた変化
前回の記事では、2026年2月のMSCIオールカントリー(MSCI ACWI)採用銘柄について、2025年12月20日時点のデータをもとに予想を行いました。
👉【2026年2月】MSCIオールカントリー採用銘柄予想|12月20日時点データで更新
あれから約2か月。
株価の動き、時価総額の変化を見ていると、対象となる銘柄が大きく増えている事がみえてきました。
そこで今回は、2026年2月10日時点のデータをもとに、
改めて日本株の採用候補を見直してみたいと思います。
※あくまで個人の整理・考察です。
最終的な採用はMSCIの正式発表をご確認ください。
今回の前提|なぜ見直しが必要なのか
ここ最近の日本株市場を眺めていると、
多くの銘柄で株価がしっかりと上昇し、時価総額が一段切り上がった印象があります。
その結果、
- 「可能性あり」として視野に入ってくる銘柄
が、前回よりも明らかに増えてきました。
今回は、
「日本株からどこまで採用されるのか」
その“採用数”自体も注目ポイントになりそうです。
【有力候補】今回も軸になりそうな2銘柄
まずは、現時点で有力(〇)と見ている銘柄です。
〇 1803 清水建設(株)
清水建設は、株価が1989年につけた最高値を約36年ぶりに更新し、その後も高値圏で推移しています。
背景としてよく挙げられているのが、
- 建設業界全体の人手不足
- それを逆手に取った「選別受注」の徹底
- 工事単価の引き上げ
といった構造的な変化です。
特に印象的なのは、
建設マージンの改善傾向が2030年頃まで続くという見方も出ている点。
一時的な市況回復というより、
「ビジネスモデルそのものが変わりつつある」
そんな評価が、株価にも表れているように感じます。
〇 4062 イビデン(株)
世界的に半導体関連需要が堅調な中で、
イビデンも引き続きMSCIの指標にしっかり食い込む位置にいます。
今回も有力候補として外しにくい存在と見ています。
【可能性あり】候補が一気に増えた理由
続いて、可能性あり(△)の銘柄です。
今回の特徴は、とにかく対象銘柄が多いこと。
これはネガティブではなく、むしろその逆で、
株価上昇により、多くの銘柄で時価総額が底上げされた
ことが大きな理由です。
△ 採用候補(可能性あり)
- 8303 (株)SBI新生銀行
- 4004 (株)レゾナック・ホールディングス
- 5831 (株)しずおかフィナンシャルグループ
- 1944 (株)きんでん
- 6525 (株)KOKUSAI ELECTRIC
- 5801 古河電気工業(株)
- 6506 (株)安川電機
- 5838 楽天銀行(株)
- 6305 日立建機(株)
- 8354 (株)ふくおかフィナンシャルグループ
- 5334 日本特殊陶業(株)
- 5706 三井金属(株)
- 2875 東洋水産(株)
- 2768 双日(株)
今回の入れ替えで注目したいポイント
個人的に注目しているのは、次の点です。
- 日本株から何銘柄採用されるのか
過去の新規採用銘柄数をみてみると、次のとおりです。
2025年2月 1社(東京メトロ)
2025年5月 2社(IHI、サンリオ)
2025年8月 2社(川崎重工業、良品計画)
2025年11月 4社(キオクシア、JX金属、荏原製作所、西武ホールディングス)
直近では、1社から4社となっていますが、さて今回は何社が採用されるのか注目しています。
おわりに|インデックス投資だからこそ、静かに全体を見る
MSCIオールカントリーの採用銘柄予想は、
当たる・外れるを競うものではなく、
世界からみた日本株の位置づけを感じるための材料だと思っています。
インデックス投資は派手さはありませんが、
こうした地味な変化の積み重ねで、成長している企業が採用され、そうでない企業が除外されることにより、長い時間をかけてリターンにつながっていくのだと感じます。
※本記事は、投資を推奨するものではありません。
投資判断はご自身の責任でお願いいたします。





