今回は、2026年5月のMSCIオールカントリー指数の採用銘柄について、最終予想を行いました。
指数に採用されると、インデックスファンドからの資金流入も期待されるため、株価に影響を与えることも少なくありません。
2026年2月の予想は的中できましたが、さて、今回の5月の予想は的中するでしょうか。
採用銘柄の発表を待ちたいと思います


<今回の有力候補3社>

今回の最終予想は、以下の3社です。

  • 5801 古河電気工業
  • 4004 レゾナック・ホールディングス
  • 5706 三井金属

実はこの3社、2月26日時点で予想していた銘柄と同じです。
その後の株価の動きを見ても、マーケットの期待の高さがうかがえます。


<株価の推移から見える“期待の強さ”>

2月26日から5月6日までの株価の変化を見てみると、こんな状況です。

  • 古河電気工業:+47%
  • レゾナックHD:+22%
  • 三井金属:+13%

かなり上昇していますね。
これらの3社についての業績動向をみてみましょう。


<古河電気工業:AIデータセンター需要の“ど真ん中”>

まずは古河電気工業です。

今回の最大のポイントは、2026年2月9日の決算発表でした。

  • 経常利益:520億円 → 650億円へ大幅上方修正(+33.8%)
  • 配当:120円 → 160円へ増配

このインパクトはかなり大きく、市場の評価も一気に変わった印象です。

さらに注目すべきは、
生成AIの普及によるデータセンター需要の拡大です。

光ファイバは、AIインフラの“血管”のような存在。
その需要が爆発的に増えている中で、同社はまさに恩恵を受ける立場にあります。

また、

  • 配当性向30%を目安とした安定的な株主還元
  • 増配による投資家へのメッセージ

こうした点も評価されているのではないでしょうか。

個人的にも、「業績+テーマ+株主還元」が揃っている点は魅力的に感じます。


<レゾナックHD:構造改革で“半導体企業”へ進化>

次にレゾナック・ホールディングスです。

一見すると、売上は微減ですが、
中身を見るとかなり印象が変わります。

  • 売上:微減
  • コア営業利益:+170億円(増益)

つまり、収益性がしっかり改善しているんですね。

さらに大きなポイントは、
現在進めているポートフォリオ改革です。

  • 石油化学事業のスピンオフ
  • 不採算事業の整理
  • 半導体・電子材料への集中

この流れによって、
「総合化学メーカー」から「半導体材料メーカー」へと変貌しつつあります。

特に、

  • 生成AI向けの後工程材料
  • 世界トップクラスの評価基盤

といった強みは、今後の成長ストーリーを描きやすいポイントです。

資本効率(ROIC10%目標)も意識しており、
投資家からの評価が変わってきているのも納得感があります。

こうした“構造変化”は、時間をかけて評価されることが多いので、
中長期目線では面白い存在かもしれませんね。


<三井金属:AI向け銅箔で“別の会社”のような成長>

最後は三井金属です。

  • 経常利益:+56%の上方修正(過去最高益へ)
  • 営業利益:780億円 → 1,170億円

このレベルの上方修正は、なかなか見られるものではありません。

背景にあるのは、やはり生成AI関連需要です。

特に、

  • AIサーバー向け電解銅箔(世界トップクラスのシェア)

この分野での強みが、業績を大きく押し上げています。

また、

  • DOE3.5%基準の累進配当政策
  • 配当:210円 → 240円

と、株主還元の強化も明確です。

個人的には、
「素材メーカー」から「AI関連銘柄」へと再評価されている点が印象的でした。

こうした“評価の変化”は、株価に大きな影響を与えることもありますよね。


<今回のまとめと投資の向き合い方>

改めて、今回の最終予想はこちらです。

  • 5801 古河電気工業
  • 4004 レゾナック・ホールディングス
  • 5706 三井金属

どの銘柄にも共通しているのは、

👉 AIという大きなテーマに乗っていること
👉 業績の裏付けがしっかりしていること
👉 株主還元にも積極的であること

この3点ではないでしょうか。


<最後に>

今回のように、指数採用銘柄予想をきっかけに銘柄を見ていくと、
普段は気づかない“企業の変化”に出会えることがあります。

とはいえ、

  • 短期的には思惑で動くこともある
  • 採用されないリスクもある

といった点には注意が必要です。

あくまで一つの参考として、
ご自身の投資スタイルに合わせて判断いただくのが良いのではないでしょうか。

皆さんの投資が、少しでも前向きで楽しいものになることを願っています😊

オルカンの採用銘柄予想関連の記事は次のとおりです
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👉【2026年5月】MSCIオールカントリー採用予想(3月17日時点)|レゾナック・古河電工が有力に
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